去年の年末に福岡に行く予定があったので、ずっと行ってみたかった北九州に行ってきました!(年末の話を今さら書くw)
北九州は『ママレード・ボーイ』の終盤で光希と遊が旅行に行く場所なので、ちょっとした聖地巡礼的な感じで、ずっといつか行きたいなと思っていたんですよね。
原作の旅行先は北九州と長崎で、どちらかというと長崎のハウステンボスが印象的ですが、実写映画版では長崎は行かず北九州だけ。なので、おもに実写版のロケ地めぐりが中心のママレ聖地巡礼(?)です。
北九州国際会議場
遊が好きな建築家磯崎新さんが設計した建物のひとつ。
個性的な形の建物で「これが磯崎新作品か〜!」と思いました。建築のことは何もわからないのであほの感想ですみませんw
実写版では建物の前でスマホで写真を撮り合う光希と遊のバカップルっぷりがとてもかわいいです(褒めてる)。
原作にもちらっと登場します。
北九州市立中央図書館
こちらも磯崎新さん設計の図書館。『図書館戦争』の映画のロケ地としても有名だそうです。
近くに公園があって、中の雰囲気も良い感じの素敵な図書館でした。
ここも原作にも1コマだけ出てきます。
西日本総合展示場
ここからは実写版のみに登場する場所です。これも磯崎新作品の西日本総合展示場。
特に観光地でもない普通のイベント会場的な場所なので、この前でキャッキャしながら写真撮ってた光希と遊のハートの強さすごいなと思いましたw ※全部かわいいシーンだよ!
門司港茶寮
光希と遊が食事するお店、門司港茶寮。レトロな店構えがかわいい。
二人が食べてた門司港名物の焼きカレーも食べました🍛おいしかった!
映画の中では遊が光希にあーんして食べさせてあげてるのがまたバカップルでかわいいんですよね。
2018年公開で結構前の作品なのに、お店にいまだにポスターとサインが飾ってあってうれしかったです。ポスターボロボロだけど💦
門司港はここ以外にも焼きカレー屋さんだらけで、全部の飲食店で焼きカレー出してるのかと思いましたw
門司港レトロ
原作では旅行の最後の夜のシーンはハウステンボスですが、実写版は門司港レトロで過ごしています。
写真の左側の建物が、実写版で光希と遊が泊まっていたプレミアホテル門司港。
原作にもある「常識だってモラルだってお前のためなら破ってやる!」っていう遊の名台詞が出てくるとこですね。冷静に振り返るとなかなかヤバい台詞なんですけどw
この台詞、りぼんちゃんのスカイツリーコラボでスタンプとシールになってたのなかなか狂気だったな\(^o^)/
ほかにももう少しロケ地はあるんですが、少し離れた場所だったので、今回行けたのはこれだけ😥また機会があれば行きたいです!
映画のパンフレットでも紹介されていました。
ちなみに今回北九州に行く前に、ものすごく久しぶりに実写版『ママレード・ボーイ』を見返しました。
わたしはママレはそれなりに原作ガチ勢なので、これがわたしの好きな『ママレード・ボーイ』かと言われるとなんとも微妙で、ツッコミどころは100個くらいあると思っているんですがwでもまあ実写は実写で好きなんですよね。
上映当時も何回か映画館に通ったし、京都まで舞台挨拶も観に行ったし、京都のロケ地スタンプラリーもフォロワーさんと行ったなぁ…懐かしい。
キャストさんがみんな良くて、特に吉沢亮くんの遊は、遊のあの飄々とした感じというか、社交的だけどつかめない感じを本当にうまく再現していてとても好きです。
桜井日奈子ちゃんの光希もめちゃくちゃかわいいんですよね。
久しぶりに見返したら普通に泣きました…エンドロールで流れるGReeeeNの恋がまた良い曲でね。
最近漫画原作の実写化でしんどすぎることがあったりして、いろいろ思うところがありますが、実写化するなら誠実に作品に向き合ってほしいと願うばかりです。漫画もドラマも映画もアイドルも好きなミーハーオタクなので。
ママレに関しては、吉住先生は脚本チェックはしてるけど制作サイドにほぼおまかせな感じだったと思うんですが、結果的に原作と違いはあれど先生もそれなりに楽しんでいらっしゃったのではないかと思っています。
当時のココハナや映画のパンフレットのコメントからの印象なので、実際にどう思われていたかはわからないですが。
でも個人的には実写版の『ママレード・ボーイ』はすごく誠実にはつくられていると思うんですよね。初見の感想は「ママレをまじめにつくるとこうなるのか……」だったので。良くも悪くもw
冷静に考えるとだいぶヤバめな設定(交換結婚)をおもしろおかしくファンキーに描いているのが吉住先生ならではで、ママレの魅力だと思っています。
実写版はそこをストレートに大まじめに描いているので、原作と内容は同じなのに全然印象が変わるんですよね。そこに初見はちょっとびっくりしました。
でも解釈によってはこうなるのかという新たな発見になったし、キャストさんの魅力もあいまって、わたしは実写は実写で結構楽しめました。
数字的なところだったり、当時のりぼんファンの反応だったりはあまり振るわなかった印象ですが、これはこれで普通に良い作品なので、まだ観たことない方は機会があれば観てみてください!もちろん原作も最高です!!